Googleが、2021年3月に発表したサードパーティーcookieに代わる技術「FLoC」(Federated Learning of Cohorts)の開発を停止し、新たに「Topics」と呼ぶ技術のテストを年内に開始するのだそうです。
これまでGoogleは、ユーザーのWebプライバシーを改善しつつ適切な広告を表示するための取り組み「Privacy Sandbox」の技術としてFLoCを開発していたのですが、ユーザーを特定できてしまう可能性を指摘されたり、この取り組みが独禁法に違反する可能性があるとされたりと、批判が高まっていて、その流れからGoogleは「Topicsは、FLoCのテストからの学習と幅広いコミュニティからのフィードバックに基づいて、FLoCに代わるものとして開発する」としている模様。

Topicsの大まかな仕組みは、Webブラウザが、ユーザーのWeb閲覧履歴に基づいて、そのユーザーが興味を持つと推測されるいくつかの「トピック」(フィットネス、旅行、など)を決定し、このトピックをWebサイトとその広告パートナーと共有することで、Webサイトでトピックに関連する広告を表示するようで、このトピックは3週間保持された後削除され、トピックは外部サーバではなく、デバイス上で選ばれるのだとか。
どのトピックに関連する広告を表示するかはランダムに決まるので、例えば行く先々で同じ広告が表示されることも減るだろうし、個人の特定もFLoCより困難になるとされています。
FLoCで懸念されたフィンガープリントのリスクを減らすため、トピックは最終的には数百件から数千件の間にする計画で、現在は約350件にする予定のようで、人種、性的指向、宗教などのデリケートなカテゴリーはトピックに含めないのだとか。
ユーザーはWebブラウザの設定でトピックを表示し、不要なトピックを削除したり、トピックによる広告表示を完全に無効にしたりできるようですが、果たしてドウナルデショウカネ?
