SPA(single page application)では、htmlは基本的に1つだけで、画面の書き換えについてはJavaScriptによってDOMの書き換えが起こり、画面遷移を実現しています。

このSPAを使うことによって、ページ遷移時のちらつきはなくなり、さらにはサーバ―側にリクエストを送ることなく完結することもできるので、画面表示の向上につながり、ユーザ体験も向上することから、ECサイトなどでは画面の遅延によって起こりやすい、カゴ落ちを抑え、売り上げの向上にもつながります。

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とはいえ、SPAの導入が向かないケースもあり、、ブログなどの直帰率の高いコンテンツなどでは、情報更新が頻繁でもありませんし、ページ移動が多いというわけでもないので、わざわざSPAを導入するメリットはありません。

というのも初回アクセスするときに多くのモジュールを読み込むため、アクセスした際の読み込みに少し時間がかかってしまううえ、フロントエンド側の開発とデータ取得するためにAPI開発が必要になったりと、実装しなければならない機能が多く実装コストが嵩むうえ、SPAの技術を扱うエンジニアが従来のWebサービスを作るよりも少ないというデメリットもあります。